「当」と「本」の使い分けについて考えてみた

最近自分の触れる資料やもらうメールなんかで違和感を感じてたので書いてみる。

「当」と「本」ってどう使い分けてます?(本資料、当店など)
実は最近「当手順書では」とか「〜日に実施します当作業については」とかいう記述を多く見かけて、「本」が使われているところをあんまりみないんですよね。
でもこういう場合、自分の中では「本手順書では」とか「本作業については」っていうのがしっくり来るんですよね。
なぜだろう?


よくよく考えて見たところ、自分の中での使い分けの基準は以下のようになっているように感じました。

  • 本…自分自身のことに言及する場合かつ自分自身が形が見えないものの場合。「この」とかに言い換えて意味が通るだけではだめ。
  • 当…指示語(この、あの、みたいなやつ)として使い、形が見えるものの場合。「この」とかに言い換えてばっちりOK!

というように意識して使っています。


たとえば以下のような文脈では

以前周知した手順については当手順書に含んでおりますので実施不要です。

自分の中ではアウト。ここは「本」手順書と言わないといけないと感じます。
この場合「本手順書→これから説明する手順の内容」と言いたいので、「当手順書→この手順書→書いてある手順書そのもの」という言いかえとは伝えたい意図が変わってしまうように思えるのですね。


皆さんはどのように使い分けてるんでしょうか?