Stub Multicast Routing
くっそー!やっと理解できた。
WorkbookのStub Multicast Routingで何をさせたいのか理解できなかったけど、ようやく見つけた
Filtering PIM Neighbors - Cisco IOS Cookbook, 2nd Edition [Book]
IP Multicast: PIM Configuration Guide, Cisco IOS Release 15S - Implementing Multicast Stub Routing [Support & Downloads] - Cisco
セキュリティ上の理由、RPへの負荷軽減のためにEIGRPなどで言うStubな状態を作成しろって話。TaskとしてはR8をStub、R5をEdgeとしてR10がHostとして動作するようにして検証しなさいってこと。
じゃあどうやったら実現できるのかって言えば上記のリンクの本に書いてあることなんだけど
- EdgeルータではStubがNeighborにならないようにするために、接続しているリンク上でneighbor-filterをかける
- StubルータはPIMドメインに参加できないのでRPにアクセス不可。よってsparse-modeではなくdense-modeでマルチキャストトラフィックをフラッディングする。あわせてStubドメインにもマルチキャストトラフィックを流せるように、そちらへのリンクもdense-modeとする。
- StubルータのStubドメイン側インタフェースにて、配下のReceiverからのJoin要求をEdgeに中継するためにip helper-addressを設定する。
肝はEdgeルータでのneighbor-filter*1と、Stubルータでのdense-modeおよびip helper-address設定かな。
しかしなんともトリッキーな。確かに言われりゃそうだけど、よくこんな技考えつくもんだ。Cisco IOS Cookbook買ってもいいかもな。
*1:ip pim passiveでもいいけど、broadcastネットワークで使うとその他のノードにもPIMメッセージが飛ばなくなるので状況次第で判断