まいどまいど、あるサイトから。

Debian6.0(Squeeze)のCUI解像度を変更する
http://freestyle.nvo.jp/archives/815

よそのサイトの話だけではもったいないな〜。第一、紹介してる片方のサイトはkernel 2.4系の時代のなんだから古くからあるネタだと言うことを考慮すると、これで終わらせてほしくないな。

と言うことで、せっかくなので補足。

linuxはframebuffer console機能を利用してCUIのコンソール解像度を変更することができます。今のディスプレイは基本的にVESA対応してるのでこのドキュメントを参照することにします。
http://www.kernel.org/doc/Documentation/fb/vesafb.txt
カーネルソースを持ってるなら、/usr/src/linux/Documentation/fb/vesafb.txtでもよいですよ)

いろいろな注意事項がありますが、いまどきの構成だと気にしないで使えるはずなので省略します。その辺はfbcon.txtとか、Documentation/svga.txtとかみてみてください。

で、vesafb.txtの31行目にもあるとおり、カーネルの起動オプションに vga= を追加してやることで解像度変更が可能です。で、その値は56〜61行目の表にしたがって指定します。ただし、カーネルに渡すときには10進数で渡すので表にあるとおりの16進数では受け付けてもらえません。
よって、1024x768の256色コンソールにするには0x305=773を渡してやればよいことになります。同じロジックで考えれば、1280x1024 1677万色のコンソールにするには0x31B=795を指定します。

なお、vga=askとすることで入力値を問い合わせるプロンプトが出てきます。ここに入力する場合は16進数で入力するのでここは間違わないようにしましょう。