capability transit

INE Workbook Vol1 6.13の意味がなかなかつかめなかったけどやっと理解。
このタスクでは

  • 事前にR1-R6間でVirtual-Link接続済み
  • R4のcostを1にしていることで、Area1内のコストはR4経由が最短となる

という前提がある。
本来であればR6はVirtual-linkによってArea0直接接続なのでそちらを通ってArea0に出ていくはずだが、IOS12.4以降の標準機能によってコストの低いR4経由のルート、すなわちArea1をTransitとすることが可能となる。このタスクは「OSPF Path Selection with Non-Backbone Transit Areas」の名前の通り、Area1がTransitとなりうる場合の経路制御についてのものである。
本来利用してほしいvirtual-linkを通るためには、コストの低いArea1内の経路を選択しない(=capability transitの無効化)方法を選択する必要がある。